Amazon「AWD Inbound Shipments」をGoogle Sheetsに自動取得・同期して分析する方法

Amazon Warehousing and DistributionのInbound Shipmentsは、配送の照合の基準データですが、手動出力してシートで突き合わせるのは毎週の手間です。このガイドでは、Amazon Seller CentralとGoogle Sheetsを接続し、一連の作業を自動化します。ダウンロードから同期へ進み、一つのシートで配送を継続して分析・追跡しましょう。

Hoptedで自動化
Hopted読了目安:7分
Amazon「AWD Inbound Shipments」をGoogle Sheetsに自動取得・同期して分析する方法

AWD Inbound ShipmentsをGoogle Sheetsに自動同期・取り込みする方法(Hoptedを使う場合)

HoptedのようなAmazonとGoogle Sheetsの連携を使えば、接続設定は一度で、以後はデータが自動で取り込まれます。

手順1.

Hoptedのブラウザー拡張機能をインストールし、Googleアカウントでログインします。

手順2.

Hoptedの接続ウィザードで、Amazon Seller CentralとGoogle Sheetsを安全に接続します。

Amazon Seller CentralのアカウントをHoptedに接続

手順3.

Google Sheetsで、Amazon Seller Centralの一覧から「AWD Inbound Shipments」と期間を選びます。「Last 7 days」や、最大365日前までの独自範囲を選べます。この例では「Ignore closed shipments older than last 30 days」を選びます。

HoptedでAWD Inbound Shipmentsを選択

手順4.

ASIN、Destination City、Discrepancy、Expected qty、Received qty、Statusなど、必要な列を選びます。

HoptedでAWD Inbound Shipmentsの列を選択

手順5.

Amazon AWD配送を出力・更新する頻度を、毎時、毎日、またはそれより長い間隔で設定します。

HoptedでAWD Inbound Shipmentsの自動更新を設定

手順6.

データ連携を保存します。CSVを扱う代わりに、Seller CentralのAWD配送をシートへ出力します。配送情報を継続して最新に保てます。

HoptedでAWD Inbound Shipmentsのデータ同期を保存

Amazon AWD Inbound Shipments Reportとは?

AWDはAmazon Warehousing and Distributionの略で、上流の低コストな一括保管サービスです。FBAのフルフィルメントセンターに送る前の、保管用倉庫と考えると分かりやすいです。

AWD Inbound Shipments Reportは、このAWD拠点への発送在庫をSKU単位で詳しく追跡できる唯一のレポートです。

次のような疑問に答える共通の基準データになります。

  • 予定数と受領数(配送/SKU別) — 差や不足はいくつか?

  • 全体の充足率 — AWDへの入荷配送が全数受領されたか?

  • 未完了と経過日数 — 今日も受付待ちの配送はどれか?

  • 受領速度とSLA — 出荷から受領までの日数、SLA超過はどれか?

  • 不足の多い箇所 — 不足が集中する拠点、運送業者、SKUはどれか?

  • 申請の準備 — 補償申請できる配送と金額はどれか?

  • 入荷見通し(7~14日) — 拠点/SKU別の予定入荷はどれくらいか?

スプレッドシートでAmazon AWD配送を分析・追跡する方法

データが継続的に届くようになれば、入力作業から分析へ進めます。これがスプレッドシートでAmazon Seller Centralのデータを分析する強みで、Amazon用のExcelのようなテンプレート作成につながります。

すぐに作れるAmazon用シートのアイデアを2つ紹介します。

テンプレート1:更新される配送照合ダッシュボード

主な使い方です。AWDデータが自動同期されれば、簡単な数式で問題をすぐに強調できます。

  • 新しい列を作ります:Discrepancy = Received Quantity - Expected Quantity

  • Discrepancyが「0」以外のセルを、条件付き書式で赤く表示します。

  • 横にProblem TypeとDamaged Quantityを追加します。

手作業で探す代わりに、申請が必要な配送をダッシュボードで正確に把握し、Shipment IDとSKUも確認できます。

テンプレート2:実際の輸送中在庫を追跡

Amazonデータの追跡を簡単にできます。同じシートで、Hoptedが自動化するFBA Inventory Ledgerと組み合わせます。

在庫を段階ごとに広く把握できます。

  • AWDへの輸送中:AWD Inbound Reportから

  • AWDで利用可能:AWD Inventory Reportから

  • FBAへの輸送中:FBA Inventory Ledgerから

  • FBAで利用可能:FBA Inventory Ledgerから

このレポートでできる主な業務

  • 配送の照合:重要な用途です。「Expected Quantity」「Received Quantity」「Damaged Quantity」を確認し、差異を見つけ、紛失や破損の補償を申請します。

  • 上流在庫の追跡:FBA網に入る前の在庫状態を継続して把握できます。SHIPPED、IN_TRANSIT、RECEIVING、CLOSEDを確認できます。

  • 資金繰りと予測:一括在庫が受領されCLOSEDになった時点を把握すれば、資金繰りとFBAへの自動補充を計画し、高くつく欠品を防ぐ助けになります。

Amazon AWD Inbound Shipmentsのよくある質問

Q:AWD Inventory Ledgerとの違いは?
Ledgerは入荷、出庫、紛失、破損などの移動履歴です。Inbound Shipmentsは配送・品目単位の予定数と受領数、および差異を示します。照合には両方を使います。

Q:Amazon AWDとFBAの違いは?
上流と下流と考えてください。AmazonのAWDプログラムは上流在庫の低コストな一括保管です。大きくまとめた配送をAWDに送り、長期保管します。FBA(Fulfillment by Amazon)はすぐ売るための在庫で、ピッキング、梱包、Primeの迅速な配送に使います。AWDはFBA在庫の自動補充を主に担い、欠品を防ぎます。

Amazon AWDの主な利点は?
主に費用の削減と物流の簡素化です。

  • 低い保管料:AWDはFBAより保管料がかなり低く、特に長期保管や繁忙期の第4四半期に有利です。

  • FBA補充制限の対象外:AWDに保管する在庫は、FBAの保管容量や補充制限に算入されません。

  • FBAへの自動補充:在庫が少なくなると、AWDがFBA拠点へ自動で送ります。欠品や販売機会損失を防ぐ助けになります。

  • 集約:1つのAWDセンターに大規模な納品を1回送るだけで、Amazonが全国の複数FBAセンターへの分散配置を管理し、入庫作業配置サービス手数料(納品分散手数料)を節約できます。

Amazon AWDの仕組みは?
手順はシンプルです。

  1. まとめて納品:Seller Centralで配送を作成し、箱やパレットの在庫を指定のAWD拠点へ送ります。

  2. 低コストで保管:Amazonが受領し、低い日額料金で保管します。

  3. 自動補充:AmazonがFBA在庫を監視し、少なくなるとAWDから取り出して必要なFBA拠点へ送り、在庫を維持します。

  4. 複数チャネル:Amazon以外の販売チャネルの注文にも、AWD在庫を使えます。

AmazonのAWD拠点へ送るには?
Seller Centralの「Send to Amazon Warehousing and Distribution」を使います。

  1. AWD Programのページで「Create shipment」を選びます。

  2. 送る在庫(SKU)を選びます。

  3. 運送業者などの配送情報を確認します。Amazonの提携運送業者、または自分の業者を使えます。

  4. Amazonの箱・パレット用ラベルを印刷して貼ります。

  5. 運送業者が集荷し、指定のAWD拠点へ届けます。

Amazon AWDの料金は?
従量課金の3つの部分に分かれます。

  1. 保管料:在庫の占有体積(立方メートル/立方フィート)に基づく、低い日額または月額料金です。

  2. 処理料:入荷時とFBAへの出荷時に、それぞれ箱ごとに固定料金がかかります。

  3. 輸送料:AWDからFBA拠点へ移動する体積(立方メートル/立方フィート)に応じた料金です。

Q:スクリプトなしでAWD配送を分析できますか?
はい。Hoptedが整理・正規化した行を書き込み、そのままピボットや数式に使えます。

Q:他のAmazon出品者向けソフトとの違いは?
多くのツールでは固定された画面や既成レポートに仕事を合わせます。Hoptedは逆で、Google Sheetsなど、いつものシート内で直接動く柔軟な自動化の仕組みです。新しいシステムを覚える代わりに、売上、在庫、AWDなどの散らばるデータを手元に集めます。固定ツールが決めたものではなく、自分に必要な独自レポートと自動化を作れます。