Amazon「AWD Inbound Shipments」をGoogle Sheetsに自動取得・同期して分析する方法
Amazon Warehousing and DistributionのInbound Shipmentsは、配送の照合の基準データですが、手動出力してシートで突き合わせるのは毎週の手間です。このガイドでは、Amazon Seller CentralとGoogle Sheetsを接続し、一連の作業を自動化します。ダウンロードから同期へ進み、一つのシートで配送を継続して分析・追跡しましょう。

AWD Inbound ShipmentsをGoogle Sheetsに自動同期・取り込みする方法(Hoptedを使う場合)
HoptedのようなAmazonとGoogle Sheetsの連携を使えば、接続設定は一度で、以後はデータが自動で取り込まれます。
手順1.
Hoptedのブラウザー拡張機能をインストールし、Googleアカウントでログインします。
手順2.
Hoptedの接続ウィザードで、Amazon Seller CentralとGoogle Sheetsを安全に接続します。

手順3.
Google Sheetsで、Amazon Seller Centralの一覧から「AWD Inbound Shipments」と期間を選びます。「Last 7 days」や、最大365日前までの独自範囲を選べます。この例では「Ignore closed shipments older than last 30 days」を選びます。

手順4.
ASIN、Destination City、Discrepancy、Expected qty、Received qty、Statusなど、必要な列を選びます。

手順5.
Amazon AWD配送を出力・更新する頻度を、毎時、毎日、またはそれより長い間隔で設定します。

手順6.
データ連携を保存します。CSVを扱う代わりに、Seller CentralのAWD配送をシートへ出力します。配送情報を継続して最新に保てます。

Amazon AWD Inbound Shipments Reportとは?
AWDはAmazon Warehousing and Distributionの略で、上流の低コストな一括保管サービスです。FBAのフルフィルメントセンターに送る前の、保管用倉庫と考えると分かりやすいです。
AWD Inbound Shipments Reportは、このAWD拠点への発送在庫をSKU単位で詳しく追跡できる唯一のレポートです。
次のような疑問に答える共通の基準データになります。
予定数と受領数(配送/SKU別) — 差や不足はいくつか?全体の充足率 — AWDへの入荷配送が全数受領されたか?未完了と経過日数 — 今日も受付待ちの配送はどれか?受領速度とSLA — 出荷から受領までの日数、SLA超過はどれか?不足の多い箇所 — 不足が集中する拠点、運送業者、SKUはどれか?申請の準備 — 補償申請できる配送と金額はどれか?入荷見通し(7~14日) — 拠点/SKU別の予定入荷はどれくらいか?
スプレッドシートでAmazon AWD配送を分析・追跡する方法
データが継続的に届くようになれば、入力作業から分析へ進めます。これがスプレッドシートでAmazon Seller Centralのデータを分析する強みで、Amazon用のExcelのようなテンプレート作成につながります。
すぐに作れるAmazon用シートのアイデアを2つ紹介します。
テンプレート1:更新される配送照合ダッシュボード
主な使い方です。AWDデータが自動同期されれば、簡単な数式で問題をすぐに強調できます。
新しい列を作ります:
Discrepancy = Received Quantity - Expected QuantityDiscrepancyが「0」以外のセルを、条件付き書式で赤く表示します。横に
Problem TypeとDamaged Quantityを追加します。
手作業で探す代わりに、申請が必要な配送をダッシュボードで正確に把握し、Shipment IDとSKUも確認できます。
テンプレート2:実際の輸送中在庫を追跡
Amazonデータの追跡を簡単にできます。同じシートで、Hoptedが自動化するFBA Inventory Ledgerと組み合わせます。
在庫を段階ごとに広く把握できます。
AWDへの輸送中:AWD Inbound Reportから
AWDで利用可能:AWD Inventory Reportから
FBAへの輸送中:FBA Inventory Ledgerから
FBAで利用可能:FBA Inventory Ledgerから
このレポートでできる主な業務
配送の照合:重要な用途です。「Expected Quantity」「Received Quantity」「Damaged Quantity」を確認し、差異を見つけ、紛失や破損の補償を申請します。
上流在庫の追跡:FBA網に入る前の在庫状態を継続して把握できます。
SHIPPED、IN_TRANSIT、RECEIVING、CLOSEDを確認できます。資金繰りと予測:一括在庫が受領され
CLOSEDになった時点を把握すれば、資金繰りとFBAへの自動補充を計画し、高くつく欠品を防ぐ助けになります。
Amazon AWD Inbound Shipmentsのよくある質問
Q:AWD Inventory Ledgerとの違いは?
Ledgerは入荷、出庫、紛失、破損などの移動履歴です。Inbound Shipmentsは配送・品目単位の予定数と受領数、および差異を示します。照合には両方を使います。
Q:Amazon AWDとFBAの違いは?
上流と下流と考えてください。AmazonのAWDプログラムは上流在庫の低コストな一括保管です。大きくまとめた配送をAWDに送り、長期保管します。FBA(Fulfillment by Amazon)はすぐ売るための在庫で、ピッキング、梱包、Primeの迅速な配送に使います。AWDはFBA在庫の自動補充を主に担い、欠品を防ぎます。
Amazon AWDの主な利点は?
主に費用の削減と物流の簡素化です。
低い保管料:AWDはFBAより保管料がかなり低く、特に長期保管や繁忙期の第4四半期に有利です。
FBA補充制限の対象外:AWDに保管する在庫は、FBAの保管容量や補充制限に算入されません。
FBAへの自動補充:在庫が少なくなると、AWDがFBA拠点へ自動で送ります。欠品や販売機会損失を防ぐ助けになります。
集約:1つのAWDセンターに大規模な納品を1回送るだけで、Amazonが全国の複数FBAセンターへの分散配置を管理し、入庫作業配置サービス手数料(納品分散手数料)を節約できます。
Amazon AWDの仕組みは?
手順はシンプルです。
まとめて納品:Seller Centralで配送を作成し、箱やパレットの在庫を指定のAWD拠点へ送ります。
低コストで保管:Amazonが受領し、低い日額料金で保管します。
自動補充:AmazonがFBA在庫を監視し、少なくなるとAWDから取り出して必要なFBA拠点へ送り、在庫を維持します。
複数チャネル:Amazon以外の販売チャネルの注文にも、AWD在庫を使えます。
AmazonのAWD拠点へ送るには?
Seller Centralの「Send to Amazon Warehousing and Distribution」を使います。
AWD Programのページで「Create shipment」を選びます。
送る在庫(SKU)を選びます。
運送業者などの配送情報を確認します。Amazonの提携運送業者、または自分の業者を使えます。
Amazonの箱・パレット用ラベルを印刷して貼ります。
運送業者が集荷し、指定のAWD拠点へ届けます。
Amazon AWDの料金は?
従量課金の3つの部分に分かれます。
保管料:在庫の占有体積(立方メートル/立方フィート)に基づく、低い日額または月額料金です。
処理料:入荷時とFBAへの出荷時に、それぞれ箱ごとに固定料金がかかります。
輸送料:AWDからFBA拠点へ移動する体積(立方メートル/立方フィート)に応じた料金です。
Q:スクリプトなしでAWD配送を分析できますか?
はい。Hoptedが整理・正規化した行を書き込み、そのままピボットや数式に使えます。
Q:他のAmazon出品者向けソフトとの違いは?
多くのツールでは固定された画面や既成レポートに仕事を合わせます。Hoptedは逆で、Google Sheetsなど、いつものシート内で直接動く柔軟な自動化の仕組みです。新しいシステムを覚える代わりに、売上、在庫、AWDなどの散らばるデータを手元に集めます。固定ツールが決めたものではなく、自分に必要な独自レポートと自動化を作れます。