Amazon「FBA Reserved Inventory」をGoogle Sheetsで自動取得・同期・分析する方法
ReservedはFBAでわかりにくい状態です。倉庫にあるが即時Prime配送できない在庫は、販売済み、移動中、破損調査中のどれでしょうか。違いがわからなければ不要な補充や、500個の処理停滞の見落としにつながります。このレポートは3区分に分け、正確な供給計画を支えます。Google Sheetsへの自動取得で、最新の在庫状態ダッシュボードを作る方法を解説します。

FBA Reserved InventoryをGoogle Sheetsに自動同期・取り込みする方法(Hoptedを使う)
HoptedのようなAmazonとGoogle Sheetsの連携を使えば、接続設定は一度で、以後はデータが自動で取り込まれます。
手順1.
Hoptedのブラウザー拡張機能をインストールし、Googleアカウントでログインします。
手順2.
Hoptedの接続ウィザードで、Amazon Seller CentralとGoogle Sheetsを安全に接続します。

手順3.
Google SheetsでSeller Centralの一覧から「Reserved Inventory」を選びます。

手順4.
sku、product-name、reserved-qty、reserved-customerorders、reserved-fc-transfers、reserved-fc-processingなど必要な列を選びます。

手順5.
引当済み在庫の内訳を書き出し・更新する予定を設定します。Amazonは常に在庫を動かし、FC Transferも速く変わるため、Daily(毎日)をおすすめします。

手順6.
設定を保存すると、CSVを扱わずにSeller Centralの引当済み在庫をシートに書き出し、販売可能状況を継続して最新に追跡できます。

Amazon FBA Reserved Inventoryとは?
今すぐ販売可能でない理由を詳しく示します。通常画面のReservedという数量を、3つの要素に分けます。
Reserved - Customer Orders:販売済み、未出荷の商品です。すでに売れた数量です。
Reserved - FC Transfers:顧客に近づけるためFC間を移動しています。購入可能ですが、たとえば11月25日入荷など、出荷日が先になることがあります。
Reserved - FC Processing:通常は注意が必要です。重量確認(Cubiscan)、安全性調査、入荷口でのスキャン待ちなどで確保されています。
次のような疑問に答える共通の基準データになります。
先週1,000個送ったのにBackorderedと出る理由は?(FC Transferの可能性があります。)今日売れた未出荷の商品は何個か?FC Processingが2週間を超えて続いていないか?(問題の兆候です。)今補充すべきか、FC Transferの到着を待つべきか?
シートで引当済み在庫を分析・追跡する方法
データが継続的に届くようになれば、入力作業から分析へ進めます。これがスプレッドシートでAmazon Seller Centralのデータを分析する強みで、Amazon用のExcelのようなテンプレート作成につながります。
すぐに作れるAmazon用シートのアイデアを3つ紹介します。
テンプレート1:実際の販売速度の追跡
Amazonの売上レポートは24時間遅れることがあります。Reserved - Customer Ordersで未出荷の販売をほぼリアルタイムに確認できます。
作り方:
ピボットの行:
sku。値:
SUM of reserved-customerorders。わかること:直近1〜3日の顧客注文に確保された未出荷数です。SKUで急増すれば、話題化やプロモーションで予想より速く売れている可能性があります。
テンプレート2:FC Transferの停滞把握
Amazonは受領後に在庫を全国へ分散します。この期間(最大30日)、将来の入荷日が表示されて購入率が下がる場合があります。
作り方:
数式:
% in Transfer=reserved-fc-transfers/ (Available Quantity+reserved-qty)。条件付き書式:
% in Transfer> 50%を強調。わかること:80%が移動中なら、在庫はあっても翌日届かないためリスクがあります。待てない顧客への広告費を無駄にしないよう、比率が下がるまで大規模なPPCを遅らせることを検討できます。
テンプレート3:Processingの警告
reserved-fc-processingが長く続くなら、問題があります。
作り方:
推移:
SUM of reserved-fc-processingの日次グラフを作ります。通知:7日超、線が横ばい・上昇のまま減らない場合。
わかること:100個が2週間ずっとFC Processingなら、すぐSeller Supportに問い合わせてください。知らないうちに紛失、破損、Hazmat Reviewの対象になっている可能性があります。
このレポートでできる主な業務
PPC最適化:FC Transferが多い商品の広告を一時停止します。配送の遅さは購入率を下げます。
資金繰り:Reserved - Customer Ordersは、近く入金される売上を示します。
納品照合:不明な納品数が、紛失ではなくFC Processingなのか確認します。
補充予測:次の発注量の計算で、Customer Ordersを現在の在庫に含めないでください。
Amazon FBA Reserved Inventoryに関する質問
Q:Reserved在庫を買えますか?区分によります。
FC Transfer:購入可能ですが、配送日が先に表示されます。
FC Processing:通常、処理完了まで購入できません。
Customer Orders:他の顧客への販売済みなので購入できません。
Q:FC Transferは何日かかりますか?通常1〜5日ですが、第4四半期や悪天候では最大30日かかる場合があります。
Q:FC Processingの理由は?寸法確認(Cubiscan)、真贋確認、安全性調査、受領の混雑などです。返送・処分依頼の在庫も出荷までこの状態になります。
Q:保管上限に含まれますか?はい。Availableでなくても倉庫やトラックに実在するため、保管体積上限に含まれます。
Q:他のAmazon出品者向けソフトとの違いは?多くのツールでは、そのツールの固定された画面や既成レポートに仕事を合わせます。Hoptedは逆で、いつものスプレッドシート内で直接動く柔軟なデータ自動化の仕組みです。新しいシステムを覚える代わりに、売上、在庫、注文など、散らばるAmazonデータを手元に集めます。固定ツールが指定したものではなく、自由に設計したレポートや自動化を、自分が必要とする内容で作れます。
Amazon Seller Centralレポートの参考資料
参照元について:この欄のリンクは、提供されているAmazon Seller Centralのレポートとヘルプ資料を参照します。
Reserved Inventoryレポートは引当済み数量の内訳を示し、詳細の確認を支援します。
引当済み在庫は、顧客注文に割り当てられている、FC間を移動中、FCで追加処理用に確保されている場合があります。FC間移動中でも購入可能です。
注:ReservedはAvailableやUnsellableには含まれません。FCに送ったSKUの総数はAvailable quantity + Unsellable quantity + Reserved quantity + Inbound quantityです。
引当済みになる理由は次のとおりです。
- Customer order:顧客注文の出荷に使う商品。
- FC transfer:顧客に近づけるためFC間を移動する商品。購入できますが、即時出荷できる在庫がほかにない場合、将来の出荷日が表示されます。
- 注:移動完了まで最大22〜25日かかります。天候制限などでさらに長引き、調査が必要になる場合があります。
- FC processing:寸法・重量確認、調査、返送・処分依頼など追加処理用に確保された商品。Remove inventory (overview)をご覧ください。
注:確保されていないのにFC processingと表示される場合、直近の需要に必要でない商品で、販売可能数量に応じて自動で販売可能在庫へ移ります。
注:他のFCへの移動準備中、一時的にFC transferとFC processingの両方に表示される場合があります。FC transferは販売可能ですが、移動先に着くまでPrime配送の対象にはなりません。