Amazon「Repeat Purchase Behavior」をGoogle Sheetsで自動取得・同期・分析する方法

1回限りの購入者を集めているのか、持続するブランドを育てているのか。Repeat Purchase Behaviorで、マーケティングが常連客を生むかを確認できます。ファイル管理から分析へ進み、Google Sheetsへの自動取得で最新の顧客維持ダッシュボードを作る方法を解説します。

Hoptedで自動化
Hopted読了目安:6分
Amazon「Repeat Purchase Behavior」をGoogle Sheetsで自動取得・同期・分析する方法

Repeat Purchase BehaviorをGoogle Sheetsに自動同期・取り込みする方法(Hoptedを使う)

HoptedのようなAmazonとGoogle Sheetsの連携を使えば、接続設定は一度で、以後はデータが自動で取り込まれます。

手順1.

Hoptedのブラウザー拡張機能をインストールし、Googleアカウントでログインします。

手順2.

Hoptedの接続ウィザードで、Amazon Seller CentralとGoogle Sheetsを安全に接続します。

Amazon Seller CentralのアカウントをHoptedに接続

手順3.

Google SheetsでSeller Centralの一覧から「Repeat Purchase Behavior」と期間を選びます。「Today」から最大23か月前まで選べます。この例では「Include records for the last 90 days」を選びます。

HoptedでBrand Analytics - Repeat Purchase Behaviourを選択

手順4.

ASIN、Orders、Repeat Customers % of Total、Repeat Purchase Revenue、Unique Customersなど必要な列を選びます。

HoptedでBrand Analytics - Repeat Purchase Behaviourの列を選択

手順5.

リピート顧客のブランド分析を書き出し・更新する頻度を、毎時、毎日、またはそれより低い頻度から選びます。

HoptedでBrand Analytics - Repeat Purchase Behaviourの自動更新を設定

手順6.

設定を保存すると、CSVを扱わずにSeller Centralのリピート購入をシートに書き出し、分析を継続して最新に保てます。

HoptedでBrand Analytics - Repeat Purchase Behaviourの同期を保存

Amazon Repeat Purchase Behaviorとは?

Amazon Brand Analyticsのブランド向けに、Brand viewとASIN viewで提供されます。受注数、リピート売上、リピート顧客数を時系列で追跡できます。

主な指標は次のとおりです。

  • Unique Customers:重複しない購入者の総数。

  • Repeat Customers:複数回注文した顧客数。

  • Repeat Purchase Sales:リピート顧客による総売上($)。

  • Repeat Purchase Units:リピート顧客による総販売数量。

広告施策、メールリスト、顧客維持の取り組みの効果を評価できます。

次のような疑問に答える共通の基準データになります。

  • ブランド・ASIN別のリピート注文比率とリピート顧客の推移は?

  • 今月のリピート売上と注文が多いASINは?

  • Subscribe & Saveやブランド別プロモーションに向く商品は?

  • 広告、価格、梱包の変更後に顧客維持指標は改善したか?

  • リピートの多いSKUへ、どう在庫と広告費を配分するか?


シートでAmazonのリピーターを分析・追跡する方法

データが継続的に届くようになれば、入力作業から分析へ進めます。これがスプレッドシートでAmazon Seller Centralのデータを分析する強みで、Amazon用のExcelのようなテンプレート作成につながります。

すぐに作れるAmazon用シートのアイデアを3つ紹介します。

テンプレート1:月次の顧客維持推移

Amazonデータ追跡の重要なグラフです。

作り方:ピボットテーブルを使います。

  • 行:Dateを右クリックし、Group by Year-Monthを選びます。

  • 値:SUM of Repeat CustomersとSUM of Unique Customers。

  • 数式:新列に='Repeat Customers' / 'Unique Customers'を加え、%表示にします。

  • わかること:比率の折れ線グラフで、ブランドへの継続購入が改善しているか確認できます。

テンプレート2:継続購入につながる商品の発見

常連客を生む商品を探します。

作り方:別のピボットテーブルを作成します。

  • 行:ASIN。

  • 値:SUM of Repeat Purchase Sales。

  • 並べ替え:Repeat Purchase Salesの高い順。

  • わかること:価値の高いASINです。決して欠品させず、顧客維持の施策で重点的に扱うべき商品がわかります。

テンプレート3:リピート顧客1人あたりの売上

1つのASIN・集計期間のリピート顧客あたり売上を測ります。期間の指標であり、生涯価値(CLV)ではありません。

  • 入力:ASINと期間を1つずつ選びます。同じ人が重複するため、ASIN間や重なる期間で顧客数を加算しないでください。

  • 分子:選んだASIN・期間のRepeat Purchase Sales。

  • 分母:同じASIN・期間のRepeat Customers。

  • 結果:リピート売上をリピート顧客数で割ります。顧客ゼロなら空欄にし、比較可能な期間で追跡します。将来の購入や生涯利益を予測する値ではありません。

このレポートでできる主な業務

  • 定期購入・関連販売の候補を見つけ、リピーター向けのプロモーションを作ります。

  • 顧客維持とLTVを把握するため、リピート売上を生むSKU・カテゴリーを特定します。

  • 広告戦略(SD・再マーケティング)と再注文の需要予測に使い、欠品を防ぎます。

Amazon Repeat Purchase Behaviorに関する質問

Q:顧客維持の追跡方法は?
毎月同じシートへ自動取得して履歴を蓄積し、主要指標であるリピート購入率の推移を折れ線で確認します。

Q:CLVを計算するには?
本来のCLV計算は複雑ですが、まず取得を自動化します。Repeat Purchase Salesをシートに取り込み、長期売上と顧客獲得費を比較して、実用的なCLVモデルを作れます。

Q:リピーターが多い商品を分析するには?
ASIN別のデータを取り込み、行をASIN、値をSUM of Repeat Purchase Salesにしたピボットを並べ替えれば、継続購入を生む商品がわかります。

Q:Market Basket AnalysisやSearch分析との違いは?
Repeat Purchase Behaviorは顧客維持・再購入、Market Basketは同時購入、Searchは見つけられやすさと購入ファネルを示します。

Q:弱いASINのリピート率を改善するには?
Brand Tailored Promotions、常連向けセット、S&Sを試し、商品ページ、価格、梱包量などの顧客体験を改善し、Sponsored Displayで再マーケティングします。

Q:他のAmazon出品者向けソフトとの違いは?
多くのツールでは固定された画面や既成レポートに仕事を合わせます。Hoptedは逆で、Google Sheetsなど、いつものシート内で直接動く柔軟な自動化の仕組みです。新しいシステムを覚える代わりに、売上、在庫、注文などの散らばるデータを手元に集めます。固定ツールが決めたものではなく、自分に必要な独自レポートと自動化を作れます。